キミと恋の途中
女って扱いにくい・・・。
カランカランとガラスに氷がぶつかる音が響く
「はぁ~・・・。」
俺、何やってんだろ。
「置いとくから、飲んどけよ。」
「・・・・・ん。」
わかったっつーことなのか?
まぁいいや。面倒になってきた・・・。
「じゃあ、俺部屋戻るから。」
「・・・・ん。」
さっさと出よ・・・・。
ガチャ
うわっ。腕が・・・っ!力強っ!!
「待ってッ。」
「へ?」
さっきまで床にすわってたのに・・・。
じゃっかん涙目なのは変わってねぇな。
「あの・・・・・。部屋。」
「部屋?」
「あたしの・・・。」
そう言うとまた口ごもって下を俯いた。