BYE×BYE クレイジー★
一章
周りの生徒が、ひそひそアタシを見る。
頭からつま先まで、ジロジロと。
「・・・なんだろ?」
なんか間違えたかな?
これ、ちゃんとギャルスタイル、だよねっ!?
だんだん不安になってきた・・・。
優子は自分のクラスにはいると、
てきとーな席に座った。
1-B
クラス内が、一挙にざわつく。
視線はすべて優子に集まっている。
優子は気にせず、今日発売だった雑誌を読み始める。