ミルクココア
□第3章
「柑菜ぁ!!おはよー」
駿先輩とつき合えて
初めて迎える
月曜日。
靴を履き変える
あたしの後ろに、
美沙の姿。
「あっ。美沙!おはよー」
まだ、あの事は
誰にも話してない。
「柑菜??どうした?」
顔を覗き込む
美沙。
やっぱり、言った
方がいいよね…?
「あのね、実はあた……「柑菜!!」」
突然、かけられたら
声にふり返る。
……――
そこにいたのは……。