ミルクココア


「ふーんだっ!」

そっけない
態度をとる
あたし。

「何?どーした?」

頭をなでる
駿君…。

「だって、教室
で待ってて
欲しかったん
だもん!!」


ご機嫌斜め
のあたしに
駿君は、
笑いながら

「ごめんね?」

と言う。

「しょーがないなぁ!」

あたしは、
鞄から
ピンクの箱
を取り出した。
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