いきなり俺様彼氏!?

ふわりふわり



自転車はゆっくり進んでいく。

「おい、名前何?」

「美弥です、斎藤美弥。」

「ふーん、美弥。美弥さ俺の事好きだろ?」



誰この人。
びっくりした
頭の中が真っ白になって、答えられずにいると。


「彼女にしてやろっか?」


えっと。
これはからかっているのかな。


「聞いてる?」


「聞いてるよ。からかわないで…よ。」


なんでこんな奴好きなになったのかな。
人の気持ちごちゃごちゃにして、
まだ好きなんだよ。
< 10 / 12 >

この作品をシェア

pagetop