君と学校で
「……というわけでして。明日桃風中と練習試合があります」
「むりです、そんな強豪チームとは戦えません」×ハンド部一同
「無理なのは分かってるけどこの副部長があの高橋先生ににとんでもない約束をしてしまいました」
私は風音に指をさす。
風音はちょこんとベンチに座っていた。
「どんな約束ですか?」
ハンド部員の誰かが聞く。
「それは…勝てたら先生に頭をハゲにしてもらいその姿で土下座してもらう事!」
どっ、とハンド部の中で歓声があがった。そりゃみんなうれしいよね。
「しかし、負けたら」
「負けたら?」×ハンド部一同
「負けたら……全員校庭のど真ん中で「私たちはバカでした申し訳ありませんでした」とあの高橋先生に言います」
さっきまで盛り上がってたのに一気に空気がさめてしまった。
そうだよね、バカのまえで自分はバカですって言いたくないもんね。
皆、さっきの歓声とは裏腹に愚痴を言うような、ぼそぼそとした声が聞こえてきた。
(風音どうすんの!みんなやる気を失っちゃったよ)
(ごめん。いろいろ抑え切れなかった)
(あんな事いったらあのバカな高橋先生も怒るよ)
(うっさいな。だからあの交渉で落ち着いてもらったんじゃんか)
(なにそれ!?開き直り?)
(もういい!もうめんどくさい!)
そういって風音は立ち上がった。
「みんな!!なんでそんなしょげてんだ!あきらめるな!」
いや、原因あなたでもあるんですけど。
「いいか、確かに私は理性を失ってキレて変な交渉で皆を巻き込んでしまった、ごめんなさい」
ハンド部がざわめく、
風音はそう簡単に謝る人ではないからね
「しかし、あいつはこう言ったのさた「あんなバカでクソのハンド部連中に県大会なんていけるわけがない、オホホホホ」って」
いってない!確かに言いそうだけど
そんなの言ってない!
「さぁ。今こそ立ち上がる時!みんな、あの教師にギャフンと言わせてやろう!」
「おーーーーー」×ハンド部一同
もう…めちゃくちゃだ。
「むりです、そんな強豪チームとは戦えません」×ハンド部一同
「無理なのは分かってるけどこの副部長があの高橋先生ににとんでもない約束をしてしまいました」
私は風音に指をさす。
風音はちょこんとベンチに座っていた。
「どんな約束ですか?」
ハンド部員の誰かが聞く。
「それは…勝てたら先生に頭をハゲにしてもらいその姿で土下座してもらう事!」
どっ、とハンド部の中で歓声があがった。そりゃみんなうれしいよね。
「しかし、負けたら」
「負けたら?」×ハンド部一同
「負けたら……全員校庭のど真ん中で「私たちはバカでした申し訳ありませんでした」とあの高橋先生に言います」
さっきまで盛り上がってたのに一気に空気がさめてしまった。
そうだよね、バカのまえで自分はバカですって言いたくないもんね。
皆、さっきの歓声とは裏腹に愚痴を言うような、ぼそぼそとした声が聞こえてきた。
(風音どうすんの!みんなやる気を失っちゃったよ)
(ごめん。いろいろ抑え切れなかった)
(あんな事いったらあのバカな高橋先生も怒るよ)
(うっさいな。だからあの交渉で落ち着いてもらったんじゃんか)
(なにそれ!?開き直り?)
(もういい!もうめんどくさい!)
そういって風音は立ち上がった。
「みんな!!なんでそんなしょげてんだ!あきらめるな!」
いや、原因あなたでもあるんですけど。
「いいか、確かに私は理性を失ってキレて変な交渉で皆を巻き込んでしまった、ごめんなさい」
ハンド部がざわめく、
風音はそう簡単に謝る人ではないからね
「しかし、あいつはこう言ったのさた「あんなバカでクソのハンド部連中に県大会なんていけるわけがない、オホホホホ」って」
いってない!確かに言いそうだけど
そんなの言ってない!
「さぁ。今こそ立ち上がる時!みんな、あの教師にギャフンと言わせてやろう!」
「おーーーーー」×ハンド部一同
もう…めちゃくちゃだ。