君と学校で

本当は運命の出会い

6:00起床。

「う~、学校行きたくないよぅ…。」

朝から私はグダグダそんな私の願いも届かず、母親に実力行使で布団を取られる。

6:30出発(学校へ)
家から学校まで自転車で30分。
学校生活の中で登校が一番大変だと私は思う。
めんどくさいし、つかれるし、暇。


そんな感じで私、
水城志音の朝が始まる。


7:00学校到着
7:30から朝部活がある
そわそわする。落ち着きがない。
右往左往の繰り返し。
周りから見たらきっと私は変人だ。

そういう行動をするのには理由がある。


私は中学3年生なのだが



昨日、部長になりました

元部長が突然部活をやめたからである。
辞めた理由「めんどくさくなったから」


「私に部長なんて、無理!だから今日学校行きたくなかったんだぁ!!!」

一人で言う愚痴。

「なに、一人で言ってんの?」

ん?どこからか声が……。


「うわ!!風音いたの?」

後ろから現れたのは私の親友伊藤風音、髪が短くてちょっとボーイッシュなところが特徴的。私と同じハンドボール部。

「うん、ついさっき……って、何さっきの。教室のなかで叫んで、悩みがあるなら相談のるけど。」

「ううん大丈夫…うわ!?もう20分、あと10分しかない!」

「は?部活?まだ10分あるじゃん。」


うぅ。風音はいいかもしれないけど、私は部長なんだから早く行かないと。
はぁ…。


今日の部活、上手く進められますように

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