君と学校で
「よう!お前ら試合どうだった?」
私達を見つけた友哉さんが声をかけてきた、もちろん隣には海斗さんもいる。
その質問にたいし風音は満面の笑みで答える。
「もちろん勝ちましたーーーー!」
「おぉ!よかったな」
「志音、あれはミラクルだった」
風音は笑顔で私を見る。
そう、私はシュートで左下をねらった、だけどそれはキーパーに読まれていた。
だけど…。
もうだめだって思ったけど。
なぜかボールはネットの中に。
…手が滑って右下に投げていた。
「あの時の高橋の顔、思い出すだけで笑えてくるね!!」
「すごく、悔しそうな顔してたね」
また思い出し、二人で笑う。
「そういえば、お前ら、高橋先生となんか約束してたんだっけ?」
友哉さんがあきれたように聞く。
「なんだよ、その呆れ顔は!?こっちにとっては真剣な約束だってのに」
「なんか高橋先生に同情してしまう」
「なにぃ!友哉、お前高橋の見方なのか、それともうちの見方なのか!」
「別に、見方とか敵とか、関係ねぇし、俺野球部だし」
「私かあいつか、どっちをとるの?」
「やめろよ、その言い方!気持ち悪ぃな!!」
「べ、別にそうゆう意味で言ったわけじゃねーーーー!」
風音と友哉さんの会話、聞いてるだけで面白い、全然飽きないな。
この二人って本当よく合う、なんで風音は友哉さんが気に入らないんだろ?
もしや、照れ隠し?
そうだよね、風音けっこうツンデレだから、風音はやっぱり友哉さんが好きで、ああやってきつく言うのはただの照れ隠し。
うん、絶対そうだ。
やっぱり、私って天才!
「なに、1人で笑ってんの?」
「え!?」
やばい!うれしくて、いつのまにか笑っていた所を海斗さんに見られていたなんて。
「…変ですよね」
「別に、変じゃないけど、てか俺は……」
「志音!もうそろそろ帰ろ」
風音に強く腕をつかまれ凄い勢いで引っ張られる私、何をそんなに急いでいるんだろう?
俺は、の続きはなんだったんだろ。
走り去ってく志音と風音を見届けた友哉は海斗に向かって聞く。
「俺は、何?」
「……。」
海斗は何も答えなかった。
私達を見つけた友哉さんが声をかけてきた、もちろん隣には海斗さんもいる。
その質問にたいし風音は満面の笑みで答える。
「もちろん勝ちましたーーーー!」
「おぉ!よかったな」
「志音、あれはミラクルだった」
風音は笑顔で私を見る。
そう、私はシュートで左下をねらった、だけどそれはキーパーに読まれていた。
だけど…。
もうだめだって思ったけど。
なぜかボールはネットの中に。
…手が滑って右下に投げていた。
「あの時の高橋の顔、思い出すだけで笑えてくるね!!」
「すごく、悔しそうな顔してたね」
また思い出し、二人で笑う。
「そういえば、お前ら、高橋先生となんか約束してたんだっけ?」
友哉さんがあきれたように聞く。
「なんだよ、その呆れ顔は!?こっちにとっては真剣な約束だってのに」
「なんか高橋先生に同情してしまう」
「なにぃ!友哉、お前高橋の見方なのか、それともうちの見方なのか!」
「別に、見方とか敵とか、関係ねぇし、俺野球部だし」
「私かあいつか、どっちをとるの?」
「やめろよ、その言い方!気持ち悪ぃな!!」
「べ、別にそうゆう意味で言ったわけじゃねーーーー!」
風音と友哉さんの会話、聞いてるだけで面白い、全然飽きないな。
この二人って本当よく合う、なんで風音は友哉さんが気に入らないんだろ?
もしや、照れ隠し?
そうだよね、風音けっこうツンデレだから、風音はやっぱり友哉さんが好きで、ああやってきつく言うのはただの照れ隠し。
うん、絶対そうだ。
やっぱり、私って天才!
「なに、1人で笑ってんの?」
「え!?」
やばい!うれしくて、いつのまにか笑っていた所を海斗さんに見られていたなんて。
「…変ですよね」
「別に、変じゃないけど、てか俺は……」
「志音!もうそろそろ帰ろ」
風音に強く腕をつかまれ凄い勢いで引っ張られる私、何をそんなに急いでいるんだろう?
俺は、の続きはなんだったんだろ。
走り去ってく志音と風音を見届けた友哉は海斗に向かって聞く。
「俺は、何?」
「……。」
海斗は何も答えなかった。