君と学校で
次の日。


私達は、いつも通り朝部活でハンドの練習をしていた。


そこに、あいつがやってきた。


「みっなさぁーん!吉…凶報ですぅ」

「高橋先生、なんかうれしそうに聞こえます。あと吉報って言おうとしたでしょ今」

「なんの用だよ高橋」

風音、一生敬語使わないつもりなのかな…。

「実はねぇ…」

高橋先生は、凶報と言っておきながら、なぜかうれしそうな顔をしている。

正直、なんか気持ち悪い。

「実は、ハンドボール部は1週間部活禁止になりましたぁ~」

「…え?」

声を出したのは私だった。



……意味が、意味がわからない。



「先生!!どうゆうことですか!」

「先生冗談ですよね…?」

風音が、ありえない、といった顔で問いかける。

しかし、先生はまた、同じ事を言う。


「1週間部活を禁止になりましたぁ」


部員の皆は突然の事態についていけてなく、立ったまま固まっている。

「ふざけるな!何で?急に言われても意味が分からない!」

風音が叫ぶ。


「何でって?そうね、皆分けわかんないかぁ」

「早く答えろよブス」

「ブスですって?ふざけないでちょうだい!これは連帯責任なのよ」

「連帯責任?何のことですか」

「教えてあげるから部長と副部長は、職員室来て」

私達は、言われた通りに部員皆をおいて職員室に行く事にした。

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