君と学校で
あれから何時間たったのか、気がついたらもう放課後部活になっていた。
私達は部員皆に全ての真実を話した。
部員皆最初はすごく落ち込んでいたけどすぐ切り替えて部活に取り組んでいた、優秀な部員だと思う。
風音もすでに練習に取り組んでいる。
いつまでも、引きずってるのは私だけ…。
「志音、悔しいのは分かるけどさあ、もう行けないんだからいつまでも引きずってないで部活…」
「違う」
「え?」
違う、私がいつまでも引きずってるのは県大会に行けなくなった事じゃなくて。
「何が違うの?」
「………」
言えない、風音には言えない。
私が朝からずっと考えてた事、それは
樹里ちゃんの事だった。
あの時、確かに樹里ちゃんは泣いていた。
なのに、私はそれを無視して帰ってしまった
きっと樹里ちゃんは拒絶されて傷ついたかもしれない。
あそこで、私が話しかけてたら、少しでも変わってたのかな…。
私は、樹里ちゃんの悲しそうな顔を見て一度は真剣に考えた
でも、私には何もできない事を知って考えるのをやめた。
私は樹里ちゃんを見捨ててしまった。
県大会にいけなくなったのは、自分のせいでもある。
「…なんでもない」
やっぱり言えない。
風音は今一番樹里ちゃんを許せないはず
「なんでもないならいいや。」
「…」
「でも、志音よく嘘つくから。」
「…」
風音は急に私の腕をつかみ
「行くよ!」
といって走り出す。
「行くって…どこに!?」
「何言ってんの…」
風音は走りながら私の顔を見て言う。
「鈴木樹里のところによ」
私達は部員皆に全ての真実を話した。
部員皆最初はすごく落ち込んでいたけどすぐ切り替えて部活に取り組んでいた、優秀な部員だと思う。
風音もすでに練習に取り組んでいる。
いつまでも、引きずってるのは私だけ…。
「志音、悔しいのは分かるけどさあ、もう行けないんだからいつまでも引きずってないで部活…」
「違う」
「え?」
違う、私がいつまでも引きずってるのは県大会に行けなくなった事じゃなくて。
「何が違うの?」
「………」
言えない、風音には言えない。
私が朝からずっと考えてた事、それは
樹里ちゃんの事だった。
あの時、確かに樹里ちゃんは泣いていた。
なのに、私はそれを無視して帰ってしまった
きっと樹里ちゃんは拒絶されて傷ついたかもしれない。
あそこで、私が話しかけてたら、少しでも変わってたのかな…。
私は、樹里ちゃんの悲しそうな顔を見て一度は真剣に考えた
でも、私には何もできない事を知って考えるのをやめた。
私は樹里ちゃんを見捨ててしまった。
県大会にいけなくなったのは、自分のせいでもある。
「…なんでもない」
やっぱり言えない。
風音は今一番樹里ちゃんを許せないはず
「なんでもないならいいや。」
「…」
「でも、志音よく嘘つくから。」
「…」
風音は急に私の腕をつかみ
「行くよ!」
といって走り出す。
「行くって…どこに!?」
「何言ってんの…」
風音は走りながら私の顔を見て言う。
「鈴木樹里のところによ」