君と学校で

嘘、本当

「なんでこうなるのーー!」

今日は休日。

今日から1週間部活はないけど....

昨日の事でいらいらしてて朝早く学校に行き教室で一人叫ぶ。
それが私のストレス発散法である、どーせこの教室には誰もいな…

「知らねぇよ」

「……」

いた!海斗さんいた!!!!

うわ、恥ずかしい。


「すみません」

「いや、別にいいけど」

あーあ、私運悪いなぁ、また気まずい雰囲気出ちゃったよ。

「お前、いつもここで叫んでんの?」

海斗さんが半分呆れ顔で聞く。

「いつもじゃないですけど、いらいらしてたり、悩んでたりしてるときはやってる」

「今は?」

「今?」

「今は、悩んでる方?それともいらいらしてる方?」

「どっちも…です。」

うわぁ、なんか海斗さんと話すだけで凄く緊張する!

「何で悩んでんの?」

「えっと…」

言っていいのかな?
いっていいのかこれは、でも聞かれてるんだし、ハンド部が1週間部活禁止になくなったのも、その理由もだいたい知ってる人多いから言っちゃっていいかな。


「実は.......」


私は、自分が悩んでる事全て言った。


凄く話しやすかった。


海斗さんは真剣に聞いてくれたし私も安心して言えた。


全部言い終わったところで私は一息ついた。
すると海斗さんはこういったのだった。


「お前はバカか?」

バカって言われた!

「バカでいいです!思ったこと全部教えてください!」

「まぁ、いいけど」

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