君と学校で
海斗さんは女子が嫌い?全然そんな感じには見えないんだけど……。


「女子は泣く、喚く、すぐ落ち込むそうゆう姿を何度もみて、海斗は女子が嫌いになったんだ」


そうゆう事情が海斗さんにあったなんて


私、全然知らなかった。


でもそれって……。

「それって、泣く女子が嫌いじゃなくて、女子に泣かれるのが恐いんじゃないかなぁ」

「は?」

………しまった!!また思った事を口に出してしまった!


「「…………」」

沈黙。

うわーーー!!


変な空気つくっちゃった。

「ごめんなさい!!思った事を口に出してしまいました!」

「……ぷっ、はははは!」


あれ……なんか爆笑されてるんだけど。


「えーーー!なんで笑ってるの?」

「ん?別に」

「教えてよーー!」

「や~だね」

友哉さんは焦らして教えてくれない。

二人仲良く笑っていたら急に友哉さんから笑顔が消えた。

「海斗………」

私の後ろには海斗さんがいた。

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