君と学校で
第３章：君に恋して

静かな空気が一番辛い

「何？この状況………………じゃねーよ！お前のせいでややこしくなったじゃねーかよ!!」

はりつめた空気の中、急に友哉さんが叫びだした。

「えぇ？私のせい？」


風音はよく分かってないみたい、
まあそうだよね………。

でも、思ったよりも元気でよかった。


「おい待てよ、何の話してたんだよ」

海斗さんが言う。

「うっせーんだよ！もうどうでもいいんだよ、元わといえばお前が一番悪いんだろうが！」

「は？意味わかんねーんだよ」


うん……海斗さんは悪くないと思う

いや、これは誰も悪くない。


「ちょっと!!喧嘩しないでよ」

風音が言い合っている二人を止める。

が。

「うるせーーー！」

友哉が反論する。


と、そこに教室のドアから聞き慣れたあのバカ橋の声が聞こえた。

「ちょっとぉ、あなた達が一番うるさいわよぅ」

「「「「…………」」」」

教室の外の廊下にはたくさんの生徒達が私達の騒ぎが終わるのをまっていた。

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