I'll love you forever
 
 学校に着くと、校門で舞が待っていた。


 「おはよ!」



 「おはよー☆ いきなりだけど、昨日ぼーっとしていた理由教えて!」



 ・・・っていきなりかい!まぁいいけど 笑



 「教室でね」



 「えー」



 教室に着いたけど、時間が早いせいか誰もいなかった。



 「早く教えて!」



 舞が催促するかのように言ってきた。



 「あのね、うち大宮先生のこと気になってるんだぁー・・・」


 「え!? まじで!?」



 「うん・・・」



 俯いて答えた。


 「そっかー・・・ てか香歩って恋とかしたことないの?」



 「したことないよ。」



 「そうなんだぁー・・・ うちは香歩のこと応援するよ! 頑張ってね♪」



 「ありがとう☆ 頑張るね!」



 「てか今日って理科あるじゃん!」




 「ましで!? 先生はいいけど、理科全然ダメ・・・」



 「えー あっ、じゃあさ放課後教えてもらえば? ちょうど5・6時限目にあるし☆」



 「じゃあ舞も一緒に教えてもらおーよ。」



 「ゴメン! 今日からバイトなんだ。」



 「えぇっ、舞のバカー 泣」



 「ゴメンって! 今度なんか買ってあげるから。」



 「本当!? じゃあ、メロンパンがいい!」



 「OK~♪」


 キーンコーンカーンコーン


 「授業始まるから席戻るね!」



 「うん!」



 そうして、高校最初の授業が始まった。






< 12 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop