I'll love you forever
「きゃっ」
「そんなに驚かなくても・・・。」
振り返るとそこには大宮先生がいた。
「大宮先生・・・。」
「じゃあ、早速だけど櫻井の苦手なとこを聞こうか。」
と、優しい声で言ってきた。
「科学が全然ダメなんです・・・。」
「そっか・・・じゃあ、櫻井が科学を分かるようになるまで放課後毎日2時間
教えてやるよ。」
私は迷わずこう言った。
「お願い・・・します。」
「決まりな!ところで櫻井、ソフトテニス部に入るんだって?」
「はい・・・そうですけど。」
「顧問は俺だから。よろしくな。」
「はいっ。」
「じゃあ明日からな! さようなら。」
「さようなら。」
そう言って私は家に帰った。