カミツグ!!〜The six elements.〜
この声!!
ボウン
「化学魔法、ソープイクスプロウジョン!!」
「soap?ハッソンナモノ…」
パチンッ
バンバンバンッ
「?!バクハツ?!」
「ライラっ!王を助けろ!!」
「分かった!!」
ボクは猛ダッシュして、ペイルブルーが入ってるらしい箱を抱えた王を、安全な場所に運んだ。
「マッタク…ダレ?ツギハwoman?」
「気持ち悪い…片言野郎が」
「シュリちゃん!!ありがとう!!」
「…当たり前だろう。仲間だからな」
凜とした声でそう言うシュリちゃんに、また涙が出そうだったけど…堪えた。
今は、目の前のこの人を…倒すしかないから。