カミツグ!!〜The six elements.〜

「メンドクサイ…ユウジョウナンテ…タダオモニニナルダケダ」

「それはお前が本当の仲間を知らないからだ」

「ウルサイwoman…キライ」

「我もお前は嫌いだ。我の仲間を傷付け過ぎた」

…シュリちゃんもすごい傷付いてる。
いつも高く結っている髪も、何故か下ろされてる。
服は破れてるし…大丈夫なのかな?
きっと、さっきの港方向の爆発は…この人の仲間が起こしたんだ。
シュリちゃん達はそっちに向かった。
…うん。それしか無い!!
今、シュリちゃんがここに居るってことは…

「他の人達は倒したの?!」

「あぁ。我は何も出来なかったがな…ケイが…助けてくれた。今頃ツルギとともに最後の敵と戦っている」

…シュリちゃん。
悔しそうに唇を噛んでる。
…でもボクには、何も言葉は掛けられない。
シュリちゃん自身の問題だと思うから。



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