カミツグ!!〜The six elements.〜
「………ふぁい…」
だけど…女に任せるとか…男じゃねーな。
傷口治したら、俺も手伝うか。
暫くして、
ダッダッダッダッダッ…
「王!!」
「ジュビエール様!!」
「ご無事ですか?!」
兵士が意識を取り戻し、ここまで登ってきた。
「…スピー…」
「「「「「…は…はぁ…良かった…」」」」」
ぐっすり寝ている王を見て、兵士達は胸を撫で下ろした。
「あなたがたが倒して下さったのですね!!スペルスクールの生徒様、ありがとうございました」
「「「「「ありがとうございました」」」」」
「…礼には及びません。我らは、こういうときのために存在しているのですから」
「…それでも…王と、ペイルブルーを救ってくれて…本当にありがとうございました」