カミツグ!!〜The six elements.〜
「…は?」
「分かれ、契嗣。お前や俺は…神を継ぐものだ」
「は…はぁあああああ?!」
意味わかんねぇ!!俺の祖先が神?!
「だが契嗣、お前も知っての通り、俺達一族は治癒魔法しか使えない」
「あ…あぁ」
困惑に俺が気になっていた疑問を被せられた。
「それは、使えないのでは無く…使わないのだよ」
…あのジジィと同じこと言ってるし…
「潜在意識に、治癒魔法のみしか使えない呪いがかけられているからだ」
「そーらしいな。魔界の奴に言われたよ」
「まっ魔界に行ったの?!」
お袋は見るからに驚いている。
「何か知らない間に連れて行かれてた」