カミツグ!!〜The six elements.〜
俺は、ジェイビーナに翳していた手を離した。
「大丈夫か?!ケイ!!」
「ケイシさん!!」
「ケーくん?!」
「ケイシ!!」
「…………何がどうなってるん…?」
「お前、どうしたのだ?!」
「「「「「大丈夫ですか?!生徒さん!!」」」」」
皆、心配してる。
俺は一言「大丈夫だ」と言い、ジュビエールに向き直した。
「………ジェイビーナの記憶が入ってきた」
「何だと!!」
「そんなことが…ありえるのか?」
ジュビエールやアシュリーは言葉を発し、他はア然としている。
「ジェイビーナは…生きている」
「…なっ…嘘を付くのはやめろっ!!」
「嘘じゃねぇ!!!」