カミツグ!!〜The six elements.〜
┣悪の襲来、神の言葉、決断
「…――ケ…ケイ!!ケイシ!!」
「…!!」
あ、アシュリーか…
「なっなんだよ」
「お前、我が呼んでいるというのに…返事もせんのでな」
「わりぃ…」
さっきのことを考えていたせいか、周りが見えてなかったみたいだ。
「大丈夫か?ケイ」
俺のそんな反応に少し疑念を持ったのか、アシュリーは眉を下げて俺を見た。
「…ん。わりぃな。マジ、大丈夫だから」
俺は、そうとだけ言い、ライラと刀儀に向き直した。
残されたアシュレイは、
「……(何か…おかしい…どうしたんだ?ケイの奴…)」
契嗣の様子をまだ気にしていた。