カミツグ!!〜The six elements.〜
あいつ…連れていかれたって言ってたよな。
もしかして……
「スフィンクスって奴が来たか?!」
「あ…?スフィンクス??」
ケビンは、はてなを浮かべてる。
「イーヴルマナク様に、会えば分かるよ」
エアリィは、翼をはためかせながらそう言った。
「…そうか、分かった。イーヴルマナクとやらに会う。魔界と魔界の裏…何が違うのかを知る。神を継ぐ者としてでなく、神家 契嗣として。俺が変えられんなら…変えてやる」
「ククッ…光ばかりだな、お前は」
「は?」
「お前は、たったひとつの眩しい光だ。ケイシ」
「天使の血が入ってるからかな?私、ケイシがすごく暖かく見えるの」
何か…むず痒っ…
そんなこと言われるとは思わなかった。
敵だと思ってた、こいつらに。