カミツグ!!〜The six elements.〜
「お前ら、思ったよりわりぃ奴じゃねぇな!あのときケビン助けて良かったよ。間違いじゃなかった」
「…!!…ケイシ…」
ケビンは目を見開いた。
「だけど、アーミー村を襲ったのは…許さん」
「あぁ…あそこか」
俺の言葉に、ケビンは平然とこう言った。
「あそこ、オレが襲ったわけじゃない。アーミー村の奴ら、他の村に襲撃されてたんだ。そこを狙って、オレが潰したことにした。リョクに頼んでな」
「は!?リョクの知り合いなのか!?」
「あぁ。リョクとは、魔界で友人だった。今でも、本当はダメだが…連絡を取っている」
まさかの話だ…
あ、だからリョクの情報が曖昧だったのか!!