カミツグ!!〜The six elements.〜
「サンキューなっ…とっ」
「あっ…もう動けるの!?」
俺はエアリィの心配そうな顔を見ながら、ゆっくりとベッドから出た。
「んー…くはぁ!!眩しい朝だな、おい」
差し込む日差しに、目を細めた。
「うん。私ね?天使の血が強いの。だから狼族みたいに夜行性じゃないから…朝日が好きなんだ」
「ふぅん…つかさっきの歌、オリジナル?」
「うへっ!?き、聞こえてた…///?」
「あぁ。綺麗だなーって思った」
「ほっほんと!?」
めっちゃ嬉しそうだな…
「あぁ。すげー良かった!!」
俺はニィッと笑う。
今までアードリーの、あんまり可愛くない声で起こされてたせいか、今日は清々しいぜ。