カミツグ!!〜The six elements.〜
ドサドサバサッ
「ほら、ここにあるのはこれだけだ」
目の前に置かれた本の山。
「ざっと50冊か…うっし!!サンキューな、二人とも」
「あぁ」
「うん♪」
俺は二人に笑いかけ、二冊手に取った。
パラパラパラパラパラパラパラ…
「おまっ…(このスピードでまさか…読んでるのか!?)」
「すごい…(ケイシ、恰好いい…♪)」
まだまだおせぇな。よし。
「なー…急でわりぃんだけどお前ら、俺の横で本パラパラめくってくんねぇか?」
「「え?」」
「とりあえず…二冊ずつな」
「…わ、分かった(何なんだこいつ…)」
「うん!!(ケイシ、やっぱり恰好いい…♪)」