カミツグ!!〜The six elements.〜
「何だこの軟弱そうなオスは」
俺を見下したようにそう言うのは、
「アシュリー、あまり失礼の無いように」
アシュリーと呼ばれてる綺麗系女子。
リョクはすかさず注意してくれた。
やっぱいい奴!!
「こんにちは、ボクはライラ。ライラ・ステファンス」
ライラか…やんちゃそうな奴は、すげぇいい奴そう。
リョクと同じ匂いがする!!
「因みにライラは私の弟です」
あらら…そっちの匂いじゃ無かったけど、最終的にはそういうことか。
「よろしく、ライラ」
「うん。君の名は?」
「神家 契嗣だ」
「んん!ケイシ!!カッコイイ名だね」