カミツグ!!〜The six elements.〜

「ありがとう、ケイシ。貴公のお陰で助かった」

少し疲れた顔で、イーヴルマナクは微笑んだ。

「俺は何もしてねーよ。薬剤に感謝しろよ」

「……は?薬剤??貴公は何を…?」

目を丸くしているイーヴルマナクに、ケビンが微笑しながらこう言った。

「ケイシ、お前…抜けてるな…」

は!?髪が!?

「俺禿げてねぇよっ!!ざけんなこげパン!!」

「禿げ…?こげパン??意味不明だ、ケイシ。まぁ良い。とりあえずイーヴルマナク様、少し眠りに就かれて下さい。自己再生には眠りが一番ですから」

「あぁ。ありがとう、ケビン。エアリィも、ケイシもな」

「はい!!お休みなさい、イーヴルマナク様!!」

「ゆっくり再生しろよ〜」

あれ?何か違う?(笑)




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