カミツグ!!〜The six elements.〜
「じゃあ、連絡はリョクに取らせれば良いな」
「あぁ」
「ケイシ…行っちゃうの?」
………な、何なんだ…
エアリィがすげぇ涙目なんですけど。
「…エアリィ。ケイシにはまたすぐ会えるだろう?」
少し呆れた顔でそう説得するケビン。
「……私、寂しいんだもん……」
うるうるすんなっ!!
お、俺、人に泣かれんの嫌いなんだけど!!
「ちょっエアリィっ」
「…へ?ふぐうっ」
俺は泣き出しそうなエアリィの、目元を服の袖で擦った。
「泣くな!!……えーと…あ、これやるから」
俺は、自分が付けていたネックレスをエアリィにやった。
「………綺麗な青い石……」