カミツグ!!〜The six elements.〜
うおっ…てかミルハ、ギャル語じゃねぇ!!
何でだ!?
俺は疑問を口には出さず、上の三人を説得して退かした。
「てか、シュリシュリ…カーテンに隠れてどうすんの…」
ん?
ミルハの言葉を聞き、俺は立ち上がって窓の側のカーテンを見た。
「ちょ…ちょっと、ミルハ…来い」
「はぁ?何でぇ?」
あ、戻った。
「いいから!ほれっ来いっ」
ミルハはアシュリーに呼ばれ、そのカーテンの近くに行った。
あいつ、隠れきれてねぇし…
目だけこっち見てるのが、何とも言えねぇ(笑)
コツコツ
ん?
靴の音で、俺は振り返った。
「………………契嗣、おかえり」
そこには、少し微笑んでいる刀儀が居た。
「おう、刀儀。ただいま!!」
俺もニヒッと笑い返した。