カミツグ!!〜The six elements.〜

「あれ?あれって何ですか?」

リョクが俺とケビンに向かって尋ねた。

いや、真面目に答えると恥ずいし…

「秘密だ!!」

<秘密…のほうが、良いだろうな…ククッ…>

「なっ…。まぁ、いいですが…」

リョクはすんなり諦めてくれた。
ふぅ…
あ、ケビンに説明して貰わねーと!!

「おいケビン、皆にあの色々を説明しといてくれ!!俺は…ちょっとイーヴルマナクに聞きてぇことあんだ。俺の部屋で話したい」

<…分かった。リョク、頼むぞ>

「はい。ではケビンも、頼みますよ?…ケイシ、部屋に行きなさい。繋いでおきますから」

「サンキュー!!んじゃ、話終わったら帰ってくっから」

「はい」
<あぁ>

俺は映像のケビンと目の前に居るリョクに、暫し視線を合わせて…それからすぐ自分の部屋に向かった。



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