カミツグ!!〜The six elements.〜
「いつもの、ケーくんらしくなかったよね。あたしも、心配」
ミルハもらしくなく、眉間にシワを寄せている。
「今、話せないだけですよ、きっと。私達は待てば良いんです。ケイシが言えるときまで。話したくなるときまで。踏み込むのも良いですが、私は…見守りたいと思います」
大人な考え方をするリョクに、皆が皆頷いた。
だけど、それぞれ契嗣に思いを馳せていた。
「(………俺に、出来ることは…まず、キジィームを倒すことや。そして…契嗣と腹割って話してみよう)」
刀儀は力強く前を見た。
「(あたしは、道具系で火を操る修行しないと。ケーくんの役に立つには、これくらいしか出来ない。でも…あの言葉は…)」
ミルハは契嗣がアシュレイに言った言葉達を思い出していた。