カミツグ!!〜The six elements.〜
「(マル、ケイシさんに辛い悼みがあるなら分かりたいです。マルに出来ること…キジィーム様のことを、敵と見なすこと…です…!!)」
実は昔、キジィームに世話になったことがあるマリスは、この計画にイマイチのれずにいた。
だが、決心がついたようだ。
「(我は…変えられる闇を捨てない。ギルを、見つけ出す…)」
アシュレイは、契嗣から言われたことを思い出し、ギルバーンの顔を思い浮かべていた。
「(ボクも…ケイシには、笑ってて欲しい。きっとケイシが、これから先の未来に必要な人だから。ボクは…家に歯向かうよ。覚悟は出来てる)」
ライラはチラッとリョクのほうを見ると、リョクは真剣な目で頷いた。
思っていることは、同じだから。