カミツグ!!〜The six elements.〜
「俺、頭悪くねぇんだけど」
「はん、どの口が言うか」
「…勝負するか?」
「そんなのしなくとも、最初から結果は見えている」
…超カ・ワ・イ・ク・ねぇ(怒)
「アシュリーにケイシ、あまり仲たがいしていてはチームワークが大切な仕事で失敗しますよ」
「リョク、うるせーやい。こいつが喧嘩売ってくるからだろ」
「ふっそんなのにのるからだろ、アホ面が」
あーあー…もういい。
俺はもういい。
こういうちっちゃい争い嫌いだし。
「……悪かったな」
俺はそう一言呟き、アシュリーから顔を背け、リョクに今回の仕事の内容について尋ねることにした。
「………(何だよ、アホ面…)」
「…(シュリちゃん…)」
アシュリーが契嗣の素直な謝罪に少し気分が沈んだ。
それにライラはいち早く気付き、心配していた。