カミツグ!!〜The six elements.〜

「とりあえず…ここを異空間に飛ばすかの」

「は?!」

「校長、ここは安全だと思うので…そのようなことせずとも大丈夫だと思いますが…」

いやいや、この人サラッと"異空間に飛ばす"とか言ったんですけど!?
目からウロコなんですけど!?

「ハッハッハ。坊主、その呆けた面はなんじゃ(笑)」

「いや…普通に考えて呆けるだろ…(汗)」

ジジィの魔力は底抜けか!?

「ホッホッホ…まぁ、結界を二重に張っておいたから問題無しじゃろ(笑)」

結界を二重…!?
底無しの体力だな、おい…(汗)

「さてと…では、何処から話すかのぉ…」

長いヒゲを触りながら、ジジィは少しの間考え込むように空を見た。



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