カミツグ!!〜The six elements.〜
「何て芯の強い男だ、お主は。やはりワシの目に狂いは無かったの」
愉快そうに笑うジジィ。
な、何なんだ…一体…(汗)
「ワシは、そんな甘々なお主の言うことが、本当になることを祈ることにしようかの」
「え…い、良いのか?」
方法は難しいし、何も先なんて見えてない。
だけど、良いのか??
「馬鹿かお主は。自分でわかるじゃろうが」
「は?」
何を?つーか馬鹿じゃねぇし俺!!
「ワシが止めろと言って、お主はそれで納得するのか?…しないじゃろう?」
……………確かに。
普通に…無理だろうな。
俺が何も応えないのを肯定と見なしたのか、
「自分の好きにやってみろ。それで何も出来なくても、自分は納得出来るじゃろう?」
フッと笑ったジジィは、何故か俺の目に若く映った。