カミツグ!!〜The six elements.〜
「…何で、俺なん?」
「え。元人間同士だろ。やっぱ…強くなりたい気持ちが、同じくらいなんじゃねぇかって。…まぁ、ぶっちゃけお前と一緒に修業して高めあえたらいいなって思っただけだ」
ニカッと笑うと、
「…そうかぁ…ありがとう…俺、気張るな」
刀儀もふわっと微笑んだ。
「おう。俺も、頑張るぜ。でさ、この街…どうやって行くんだ?」
地図貰ったけど、ちんぷんかんぷん。
「…ん〜…何や読みにくい地図やなぁ…えっと…あれ。…これ『Underground map』って書いてへんか!?」
「え…あ、マジだ」
つーことは…
「この、下っつーことか…」
俺は、地面を指差した。