カミツグ!!〜The six elements.〜
とりあえず…くたばりかけてる奴らに片っ端から聞いてくか。
俺は重なって倒れているモンスター達の元へ行き、しゃがんだ。
「おい、お前。地下への入口知ってっか?」
「う………が…ぅ…」
「喋らんねーのかよ」
「げ……が…」
「言葉は通じてんのに…こっちが聞き取れねぇし」
「ぐ…がが…」
「っかしーな…前やりやった奴とは、話せたんだけど…」
あれ。もしかしてこいつら、相当の雑魚?
あ…もしかしてモンスター達にも、地位制ってあんのか…?
「お前達の親玉らへんなら、喋れるか?」
俺の言葉に、こくり、こくりと頷くモンスター達。
なるほど。
じゃーそいつら探して、聞き出すしかねーな。