カミツグ!!〜The six elements.〜

ドスンッ

親玉は苦しそうに呻きながら、膝をついた。

「さぁて。地下への入り口を教えて貰おうか」

「グロロロ…ナンデ…?」

「修業に行かなきゃなんねーの」

「シュギョウ…??グロロロ…」

「理解しようとすんな!とりあえず入り口!」

「グロロロ…ウゴケナイ…」

「え…」

「あかん…魔力取りすぎてもーた…」

「ぅおい!刀儀!!」

「…堪忍な」

「なぁにが『堪忍な』だ!しゃあねー…お前の手下に事情説明して、案内頼め」

「グロロロ…ウォーイオイオイ…」

親玉が雄叫びをあげると…

「グロォ、グロロォ…」

「グァアア…」

何匹か来た。



< 363 / 411 >

この作品をシェア

pagetop