カミツグ!!〜The six elements.〜
「み…みよこ…すまん…」
俺は、ちょっとやり過ぎてしまい、345(み・よ・こ)に謝った。
結界から出た俺を、リョクはポカンとした顔で見て来た。
「?どーした、リョク」
「いっ…いえ、結界の上からアードリーを使ってケイシを眺めていたのですが…圧倒的だったので…」
「結界って、上からなら覗けるのか?」
「えぇ…そうです。ケイシが強過ぎて…びっくりしました」
「そ…そうか?」
「今のは、コントロールした上の勝ちですか?」
「い…いや…自分でもやり過ぎたと思う」
「…でしょうね。あの相手にあそこまで強力な魔法は必要ありませんし…相手に見合った力を使うことも覚えたほうが良いですね」
「みたいだな…うん」