カミツグ!!〜The six elements.〜
「なぁ、行きかた分かるのか?」
俺の問いに、
「は?誰でも分かる。分からないのは、ケイとツルギくらいだろう」
アシュリーが答えた。
そうなのか?
クレセント王国…聞いたことはあるけど。
「…………聞いた…ことはある」
「だよな、刀儀!!俺もだ」
「………ん。契嗣もか…」
「おう。とりあえず、コイツらに任せよう」
俺の言葉に、刀儀はコクンと頷いた。
「てかツルちゃん、今日も髪超キレ〜♪」
ミルハが刀儀の髪を触りだした。
「……俺も、ミルハの髪…好きや」
「マジ〜?嬉しっ♪」
刀儀も、ミルハの鮮やかな赤めの髪を撫でていた。