カミツグ!!〜The six elements.〜
「この車の魔力充填完了%を見ろ」
「?」
見てみると、500%…500?!
「えぇ?!俺、大丈夫なのか?おい!!」
「大丈夫だから倒れて無いです!ケイシさんすごすぎます!!この車が量る、普通の人の魔力80%分が500%分だなんて!!」
「俺すげぇな…」
「自分で言うな、アホ面。心配して損した」
「そうだよ…本当にびっくりしたんだよ?」
アシュリーとライラは、真剣に心配してくれていたみたいだ。
「ケーくんすごぉ〜い」
「…………契嗣、大丈夫?」
ミルハも驚き、刀儀は眉を下げていた。
「おう、俺は何ともねーさ」
「…………ん」
俺の返事を聞いた刀儀は、薄く微笑んだ。