カミツグ!!〜The six elements.〜

まさかだ…
俺、ミルハならスティックとか振り翳してそうだと思ったのに!!
キラキラとか撒いてそうだったのに!!

まさかの理系ですか?!

「じゃ、じゃーよろしくな」

「ほぁーい♪」

爪をカチカチしながら、ミルハは運転席に座った。

「ミルちゃんは、いつもこの車の運転をしてくれますです!!」

「そうなのか…」

じゃあ操作には手慣れてんのな。

ブルッブルッブルルルルッ…

「んじゃ、はっしーん♪」

「おぉー…」

マジで走ってる!!

「すごいね!シュリちゃん!!ボクら、二人のときは歩くしかなかったから大変だったけど…」

「あれ?二人は前、小隊じゃなかったですか?」



< 75 / 411 >

この作品をシェア

pagetop