カミツグ!!〜The six elements.〜
まさかだ…
俺、ミルハならスティックとか振り翳してそうだと思ったのに!!
キラキラとか撒いてそうだったのに!!
まさかの理系ですか?!
「じゃ、じゃーよろしくな」
「ほぁーい♪」
爪をカチカチしながら、ミルハは運転席に座った。
「ミルちゃんは、いつもこの車の運転をしてくれますです!!」
「そうなのか…」
じゃあ操作には手慣れてんのな。
ブルッブルッブルルルルッ…
「んじゃ、はっしーん♪」
「おぉー…」
マジで走ってる!!
「すごいね!シュリちゃん!!ボクら、二人のときは歩くしかなかったから大変だったけど…」
「あれ?二人は前、小隊じゃなかったですか?」