アナタの隣に
「じゃあ、謝りにいけばいいよ」
え?
確かに謝りたいけど…。
「うじうじするより行動したほうがいいよ」
『一緒に行こうか?』って流二さんは言ってくれたけど断った。
これは私の問題。
関係ない流二さんをまきこまない。
「ありがとうございます。
私、謝りにいってきます」
席を立ち頭を下げた。
「頑張ってね。
応援してるから」
流二さんは笑顔で手をふってくれた。
流二さんは私の恩人。
私の背中を押してくれた。
私、流二さんが好き。