アナタの隣に
「助かった!
ありがとう美由ちゃん」
笑顔を見てドキドキする。
「流二(りゅうじ)?
その子だれ?」
流二って名前なんだ。
友達かな?
「俺のお相手。
美由ちゃん。可愛いしょ?」
可愛い?
私可愛くなんかない。
最低なんだよ。
「連れてくの?」
「もち!一人はやだし」
ニコニコ笑う。
可愛いのは流二さんだよ。
なんて言えないけど。
それから流二さん達と素敵なお店にきた。
最初は入るのをためらってたけど流二さんの知り合いのお店だよって教えてもらって少しびくびくしながら入った。