禁断恋愛したいんです。
そんな瑠依が今日は上機嫌だった。


「なんか今日はやけにご機嫌じゃん」

「だって今日英語だよ!!」

「そうだけど・・・?」

「私小さい頃アメリカにいたことがあって、英語は大好きなんだよね」


そういえば聞いたことがある。
瑠依は昔アメリカにいて、本人いわく今もペラペラらしい。


英語は少人数で瑠依とは離れてしまった。
瑠依が話してるの見たかったな~。


瑠依と話してたら遅くなってしまった。
必死で走る私。
前に先生が見えたから猛ダッシュ!!

「待って~。」

そう叫びながらがむしゃらに走ってたら、
いきなりドンっという音がした。

「あっ、、。」

「び、びっくりした~。」

「ごめんなさい!」

バッと顔を上げて見たら、そこには優しそうな先生が立っていた。
ちょっとカッコいいと思ってから、
ヤバッ!!と思いすぐにドアを開けて入った。


先生はそのあとから入ってきて、

「はい、はじめま~す!」

といいながら私の方を見た。


ヤバい・・・。
さっきのはマジでヤバい・・・。


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