大嫌いなアイツ
次の日、聡美に学校
終わってから来てもらった。



伝えるために…。



「りゅーちゃん…。
 話って…その、あの。」

「落ち着け、聡美。」

「ぁ、うん。」



ごめん、聡美。



今は好きじゃない。



だけど、好きになって
みせる。



「俺と付き合って?」

「ぇっ…。」

「聡美と付き合う。」

「い、いいの?」

「おぅ。
 俺が出した答え。」

「うそ…ほんとに?
 やばい、嬉しいっ。」

「…おいで。」



優子以外の女を抱き締める
なんて思ってもみなかった。



恋人とゆう形で…。



「りゅーちゃんっ。」

「…聡美。」

「んっ。」



俺はキスをした。



優子と…重ねて。




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