大嫌いなアイツ
「俺も好きなやついんだ。」
「そうなの?」
「あ、あぁ。」
だったら…。
「あたしと帰ってて
いいの?」
「え?」
「好きな子いるのに…。」
「大丈夫。」
「そっか…。」
ほんとに大丈夫なの?
あたしに気使ってる
んだったら…。
「そいつ、すんげぇ可愛いの。」
「見たいな~。」
「だめ。」
「何でよっ。」
「でも…俺じゃだめなんだ。
すんげぇ好きでたまんねぇ
のに…。」
「亮くん…。」
「俺じゃねぇやつを
想ってる。」
「ぇ…。」
「俺なら幸せに
できんのにな。」
そう言って亮くんは
笑った。
「伝えたら…?」
「え?」
「その子に。
気持ち伝えてみたら?」
「優子…。」
「伝えなきゃ分かんない
こともあるよ?」
「…伝えてもいいのか?」
「うん。
いいと思う。」
「そうなの?」
「あ、あぁ。」
だったら…。
「あたしと帰ってて
いいの?」
「え?」
「好きな子いるのに…。」
「大丈夫。」
「そっか…。」
ほんとに大丈夫なの?
あたしに気使ってる
んだったら…。
「そいつ、すんげぇ可愛いの。」
「見たいな~。」
「だめ。」
「何でよっ。」
「でも…俺じゃだめなんだ。
すんげぇ好きでたまんねぇ
のに…。」
「亮くん…。」
「俺じゃねぇやつを
想ってる。」
「ぇ…。」
「俺なら幸せに
できんのにな。」
そう言って亮くんは
笑った。
「伝えたら…?」
「え?」
「その子に。
気持ち伝えてみたら?」
「優子…。」
「伝えなきゃ分かんない
こともあるよ?」
「…伝えてもいいのか?」
「うん。
いいと思う。」