大嫌いなアイツ
『宮下優子』



優子から電話…?



俺は固まってしまった。




だって…絶対に、絶対に
もう来ないと思ってたから。



俺は…信じられない思いで
出た。



「はい。」



でも返事がない。



俺は心配になった。



「…優子?」

『ごめっ…。』



ぇ…。



「泣いて、んの?」



とっさに聞いた。



何で泣く?



俺は心配になって
行くって言ってしまった。



俺は急いで行った。



インターホンを押した。



でも反応がない。




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