大嫌いなアイツ
「いいよ…////」

「それって…。」

「シても…いいよ////」



まじで?



「まじで?」

「うん////」

「もう止められねぇぞ?」

「んっ…ぁっ。」

「声…我慢すんな。」

「だって…恥ずかしいっ。」



やべぇ。



「優子の声聞きたいから。
 我慢すんな。」

「んぅ…っ。」



鎖骨、肩、胸、腰全部に
俺の赤い花を咲かせてやった。



「いいか?」

「うんっ…っ。」

「痛かったら言えよ?」

「だい…じょうぶ。」



嫌っつっても止められねぇけど。



「んぁっ…。」

「愛してる。優子…。
 愛してる。」

「あたしも…愛してるっ。」



優子の意識はそこで途切れた。



「よく頑張ったな。」



まじで頑張ったと思う。



「痛かったろ?
 ごめんな…。」





< 44 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop