大嫌いなアイツ
「もしかしたら…。
俺を刺したやつのとこに
行ってるかもしれねぇ。」
「優子ちゃんが!?」
「あぁ…。」
「まさか。」
「俺もそう願いたいけど。
優子ならやりかねない。」
どうしたらいいんだ。
「龍司…優子ちゃんなら
きっと大丈夫よ。」
「お袋…。」
「祈ってましょ?」
「…おぅ。」
優子…無事でいてくれよ。
「龍司は寝てなさい。」
「寝れねぇし。」
「そうね。」
健太に頼むか。
「ちょっと電話
していい?」
「じゃぁ出てるわね。」
「わり。」
プルプルプルプル
『あーい。』
「俺。
頼みがある。」
『ん?
どした?』
「優子を探してほしい。」
『優子ちゃん?』
「おぅ。
どっか行っちまった。」
『お前が探せばいいんじゃね?』
あ。
健太には言ってなかったっけ?
俺を刺したやつのとこに
行ってるかもしれねぇ。」
「優子ちゃんが!?」
「あぁ…。」
「まさか。」
「俺もそう願いたいけど。
優子ならやりかねない。」
どうしたらいいんだ。
「龍司…優子ちゃんなら
きっと大丈夫よ。」
「お袋…。」
「祈ってましょ?」
「…おぅ。」
優子…無事でいてくれよ。
「龍司は寝てなさい。」
「寝れねぇし。」
「そうね。」
健太に頼むか。
「ちょっと電話
していい?」
「じゃぁ出てるわね。」
「わり。」
プルプルプルプル
『あーい。』
「俺。
頼みがある。」
『ん?
どした?』
「優子を探してほしい。」
『優子ちゃん?』
「おぅ。
どっか行っちまった。」
『お前が探せばいいんじゃね?』
あ。
健太には言ってなかったっけ?